「タピオカミルクティー発祥の地」台湾。台湾では、ドリンクスタンドがいたる所にあります。今回は、台湾でタピオカミルクティーの頼み方や種類について徹底的に解説していきます。 

 

動画で見たい方は以下からどうぞ。

台湾はドリンク天国

台湾では多くの人が毎日ドリンクを飲むということもあり、台湾の道はドリンクスタンドで溢れています。

 

10分程度歩いていると、必ず2,3軒のドリンクスタンドを目にすることになるでしょう。そういっても大げさではないほど台湾は「ドリンク天国」なんです。

 

そこで注目して欲しいのは、ドリンクの大きさと安さ!

 

ドリンクの大きさは基本的に2つから選べ、

中杯=500ml、大杯=700mlがあります。

 

値段は、中杯=35元、大杯=50元です。

※お店や地方によって価格は異なります

 

お店やドリンクの種類によって値段も変わってきますが、大体この値段でドリンクが買えるんです。日本に比べるとグッと安いです。その安さが理由で台湾留学に来た日本人は、毎日飲んじゃいます。

台湾のドリンクの種類

そして、ドリンクの種類が豊富なのも台湾がドリンク天国といわれている理由の1つ!

 

例えば「50嵐」は台湾で見かけないことはないほどの人気店で、台湾だけでも500店舗以上あります。このお店ではお茶を使ったドリンクを中心にしています。

ドリンクの種類は大きく分けて4つです。また、この50嵐では全種類の飲み物にタピオカを付けることができます。

*飲み物の種類*
①お茶系(紅茶やウーロン茶など)
②ミルクティー系(ウーロンミルクティーやタピオカミルクティー)
③ラテ系(抹茶ラテやアイスラテ)
④果物系(オレンジヤクルトやキンカンジュース)

台湾のもう一つの有名ドリンクスタンドと言えば、「大苑子」。50嵐とは違い、季節の新鮮な果物のドリンクをメインにしています。大苑子にも、定番のタピオカミルクティーはありますが、このお店で飲むなら「果物系ドリンク」がおすすめです。

 

季節の果物をふんだんに使って、そこにさわやかなお茶を入れたドリンクや、日本ではなかなか味わうことのできないパッションフルーツのドリンク。夏になると果実入りのマンゴーシャーベットが大人気です。

台湾には様々なドリンクスタンドがあり、それぞれに看板メニューがあるので、「ミルクティー飲みたいからこのお店!今日はあっさりなのがいいからこのお店!」など、その日の気分によってお店を変えるのが台湾スタイル。

台湾留学で試したい。おすすめドリンク5選

木瓜牛奶(パパイヤミルク)

沖縄では手に入るパパイヤですが、日本の他の場所ではあまり見かけないと思います。私も台湾に来て初めてパパイヤを食べました。

 

そのパパイヤと牛乳で作られたパパイヤミルクはホントに美味しいです。

 

濃厚なパパイヤに牛乳を加えることで味がなめらかになり、ちょっとした休憩にぴったりのドリンク。「美容効果がある」ともいわれており、女子には嬉しいですね。

 

百香多多(パッションフルーツ+ヤクルト)

名前だけ聞くとなかなか勇気がいる飲み物だと思いますが、飲んでいただけるとこの2つのバランスの良さに感動すると思います。

 

酸っぱさもあるパッションフルーツに甘いヤクルトを入れることで、爽やかなスッキリした味わいが楽しめます。お店によっては、パッションフルーツの果実が入っている所も!

 

芒果冰沙(マンゴーシャーベット)

台湾の果物といったらマンゴー。台湾のマンゴーシャーベットは、本物のマンゴーをその場で入れてシャーベットにしてくれるので、マンゴーの濃厚な味がします。

 

お店によってはマンゴーの果実を入れているところもあるので、シャーベットとともにマンゴーの果実を食べるという贅沢なドリンクになっています。

 

このマンゴーシャーベットはマンゴーの季節である夏にしか販売していないものなので、夏になったら必ず買っていただきたい一品。

仙草凍奶茶

これは仙草というシソ科の植物で作ったゼリーとミルクティーを混ぜたものになっています。日本では仙草という名前に馴染みがないので、想像が難しいと思いますが、見た目はコーヒーゼリーのような感じです。

 

味はコーヒーゼリーより少し渋いくらいで、癖もなく食べやすいです。ここに甘いミルクティーを入れることで、そんなに甘過ぎず締まりのある味わいに。

 

普通のタピオカミルクティーに飽きたら飲んでほしい一品。

珍珠奶茶(タピオカミルクティー)

 「あれ?それって日本でも飲めるドリンクじゃない?」って思われた方!実は、台湾のタピオカは「2種類」あるんです!

 

・波覇奶茶
・珍珠奶茶

 

一般的に日本で言われているタピオカミルクティーは、上の波覇というタピオカを使っています。

 

そのため、台湾留学に来た時には、もう一つのタピオカ珍珠を飲んで欲しいです。珍珠は、波覇よりも玉が小さく、スルスルっと飲むことができます。

 

ドリンクスタンドによって、タピオカの種類が波覇と珍珠で選べたり、どちらか一方に統一されています。

 

ミルクティーの欄に波覇奶茶と珍珠奶茶と分かれて書かれてあったら2つの種類が選べると思ってOK。

※特別書かれてない場合は大きなタピオカになります

ドリンクスタンドの注文方法

ここでは、台湾のドリンクスタンドで必須の中国語を紹介します。必ず聞かれるので、心の準備を忘れずに!(笑)

 

ドリンクをオーダーすると、「甘さと氷の量」を聞かれます。氷の多さは、4段階です。

・普通(100%)・・・正常冰
・氷少なめ(60%)・・・少冰
・もっと少なめ(30%)・・・微冰
・氷なし(0%)・・・去冰

 

氷が沢山あるともったいないと思っちゃう人は、去冰(チュービン)がおすすめ!

 

甘さは、5段階あります。

 

・10割:全糖
・7割:少糖
・5割:半糖
・3割:微糖
・0割:無糖

 

甘すぎないのが好きな方は、微糖か無糖を頼むのが良いでしょう。甘いものが好きな友達でも半糖で十分だと言うので、全糖は甘すぎるので避けた方がいいかも。まずは、半糖から飲んでみるのがよいでしょう。

タピオカミルクティーのカロリー

まず、タピオカが何で作られているかご存じでしょうか。タピオカの原料は「でんぷん質である芋」でできています。

 

タピオカミルクティーは、以下の組み合わせでできています。

 

・ミルク
・砂糖
・紅茶
・水

 

そのカロリーは、大杯(700ml)で500kcal~700 kcal!

 

カロリーの数値を見てもイメージが湧き辛いですよね。その場合は、食べ物で比べてみると良いでしょう。

 

・タピオカミルクティー1杯=ビール(350ml)5
・タピオカミルクティー1杯=おにぎり4
・タピオカミルクティー1杯=シュークリーム3

 

ざっくりとした計算ですが、上記のようになります。調べながら、書いている私も怖くなってきました…。

 

ちなみに更に注意が必要なのは、黒糖タピオカミルクティーです。カロリーはそこまで変わりませんが、黒糖タピオカミルクティーは通常のタピオカミルクティーよりも、砂糖の量が多いのです。黒糖を使ってるだけありますよね…。

 

ちなみにWHOの砂糖摂取量の目安は、平均的な成人男性の場合25g。残念ながら、約2.5倍の砂糖62.5gを1杯のタピオカミルクティーから摂取するんです…。

 

しかし、安心して下さい。これはあくまでも甘さ10割の全糖を頼んだ時の数値。甘さを変えることで砂糖の量を減らすことは可能です。

おすすめドリンクスタンドとタピオカミルクティー。まとめ

日本人に人気の美味しいタピオカミルクティー。台湾留学に来たら、ぜひ「自分の大好きなドリンクスタンド」を開拓してみて欲しいです。

しかし、このタピオカミルクティーは、カロリーが高く、砂糖が大量に入っているので、飲みすぎには注意。今回紹介したように、フルーツやお茶が中心のドリンク店も沢山あるので、甘い物を避けたい人はそういったお店を中心に行ってみるのがよいかも。

 

美味しいドリンクと一緒に台湾留学を楽しんで下さいね。