台湾に入国する際は、「入国カード」の提出が必要です。機内で配布される紙のカードに手書きで記入することも可能ですが、日本語に対応したオンライン申請を事前に済ませておくと、入国手続きがよりスムーズに進みます。
本記事では、オンラインでの入国カードの登録方法や記入手順を、わかりやすく解説します。
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台湾「入国カード」はオンライン申請が日本語対応で便利
「入国カード」の提出が不要なケース
台湾「入国カード」は、すべての入国者が提出する必要があるわけではありません。以下のいずれかに該当する方は、「入国カード」の提出が免除されます。
- 台湾国籍を持っている方
- 以下のいずれかの証明書を持っている外国籍の方
① 居留ビザ
② 居留証(ARC)
③ 外交官員証(MOFA CARD)
オンライン申請は「入国の3日前」から可能に(2025年5月7日以降の変更)
2025年5月7日以降、入国カードのオンライン申請受付期間が変更されました。
従来: 航空券があればいつでも登録可能
変更後: 入国日の「3日前から入国直前まで」の間に申請する必要あり
そのため、旅行前の早すぎるタイミングでは申請できません。日程に合わせて、タイミングよく申請しましょう。
台湾「入国カード」オンライン申請の流れ
新しくリニューアルされた台湾「入国カード」の申請方法です。実際のスマホの画面を例に、順を追って説明していきます。
①設定言語の変更
公式サイト画面右上から設定言語を日本語に変更できます。

②注意事項の確認
入国カードの提出が必要であることを確認し、申請を開始します。

③メールアドレスの認証
メールアドレスを入力して確認コードを受け取ります。

④メールボックスから認証コードを確認
メールボックスを開くと以下のようなメールが届いています。”Verification Code”が認証コードとなるので、コピーしましょう。

⑤認証コードの入力
公式サイトに戻り、先程の認証コードを入力します。入力後は「旅行者情報の入力」に進みます。

⑥パスポート写真のアップロード
続いては「旅行者情報の入力」です。まずは撮影例を参考に、パスポートの顔写真付きのページを撮影してアップロードします。アップロードに成功すると、旅行者の基本情報を読み取り、氏名、生年月日、パスポート番号などの基本情報の欄が自動で入力されます。

⑦「到着予定日」、「国/出生地」、「現住所」の選択
基本情報は自動で入力されるので、ここからは旅行者自身で選択しながら申請を進めていきます。「到着予定日」、「国/出生地」、「現住所」を選択しましょう。

⑧「ビザの種類」の選択
入国カードを申請しているということは、ビザを持っていない旅行者であるケースがほとんどだと思います。「ビザを持っていない」をタップし、「免簽證 Visa Exempt」を選びましょう。

⑨その他情報の入力
続いて「国/地域コード」、「携帯電話番号」、「職業」を入力します。日本の「国/地域コード」は「81」です。「携帯電話番号」は頭の0を除いて入力しましょう。「090」なら「90」から記入します。

⑩同伴家族・友人の情報を追加
もしも同伴する家族や友人がいる場合、まとめて入国カードの申請を済ませることができるため、以下の「同伴家族友人を追加」から同様の手順で情報を入力しましょう。

⑪入国情報の入力
飛行機のチケットで便名を確認し、番号を入力します。日本から台湾への直行便であれば到着・出発は同じ便名で結構です。その後「出発予定日」、「渡航目的」を入力します。

⑫「渡航目的」、「台湾での滞在先」の入力
最後に「渡航目的」、「台湾での滞在先」を入力します。滞在先にホテルを選んだ場合はホテル名も記入します。

⑬内容の確認、送信
登録内容の最終確認をして送信します。送信後にも公式サイトの「入国カードを編集」から修正できます。

⑭申請完了
これで入国カードの申請は終了です。メールでPDFの電子入国カードが届きますが、事前にプリントアウトしておく必要はありません。もし入国審査の際に入国カードの提出を求められた場合はPDFを提示すればよいです。
まとめ
リニューアルされた台湾「入国カード」のオンライン申請方法をご紹介しました。
事前に登録しておくことで、機内で焦ることなく、現地での入国もスムーズに進みます。
台湾旅行が決まったら、忘れずに入国の3日前から申請を済ませて、現地での時間を目いっぱい楽しみましょう!