カスタマーハラスメント(顧客等からの著しい迷惑行為)について
株式会社台湾トーク日本中国語センターでは、近年、教育サービスの現場においても、受講生や利用者等からの過大な要求や不当な言いがかりなど、いわゆる「カスタマーハラスメント」が社会的な課題となっていることを重く受け止めています。
カスタマーハラスメントは、講師や職員に大きな精神的・身体的負担を与えるだけでなく、体調不良や就業意欲の低下、離職につながるおそれがあります。また、円滑な教育サービスの提供を妨げ、業務への支障や時間的・金銭的損失を招くだけでなく、当校の教育の質や信頼、ブランドイメージの低下にもつながりかねません。
当校は、受講生一人ひとりの学びと夢を大切にし、相互の尊重に基づいた良好な関係のもとで教育サービスを提供することを基本姿勢としています。そのためにも、社会通念を超える不当な言動や過度な要求に対しては、組織として毅然と対応し、講師・職員が安心して働ける環境を守っていきます。
カスタマーハラスメントのない、安心して学び、安心して働ける明るい教育環境の実現に向けて、受講生・利用者の皆さま、講師・職員、そして関係するすべての方々とともに、理解と協力を深めながら取り組んでまいります。


掲載日:令和7年12月01日(月)
台湾トーク日本中国語センター カスタマーハラスメント防止宣言
台湾トーク日本中国語センターは、台湾華語教育および留学サポートを通じて、
受講生一人ひとりの学びと成長を支える教育機関です。
近年、教育サービスの現場においても、受講生・利用者等からの過度な要求や不当な言いがかり、
人格を否定する言動など、いわゆる「カスタマーハラスメント」が社会的な問題となっています。
カスタマーハラスメントは、講師・職員に大きな精神的・身体的負担を与えるだけでなく、
教育の質の低下、円滑な運営の阻害、ひいては受講生全体の学習環境にも悪影響を及ぼします。
当校は、相互の尊重に基づく健全な学習環境を守ることが、より良い教育につながるとの考えのもと、
カスタマーハラスメントのない教室づくりに、組織として取り組むことをここに宣言します。
カスタマーハラスメントに対する基本方針
1. はじめに
当社は、台湾華語(台湾の中国語)のレッスン・台湾留学サポートを通じて、生徒の夢を叶えるという基本理念
の下、「弊社を通じて人生が変わった」とお客様に言ってもらえるような体験を提供するため、お客様の要望に真
摯に対応し、より満足度の高いサービスの提供に向けて取り組んでいます。また、お客様からお寄せいただくご意
見・ご要望は、当社のサービスの改善・品質向上において、大変貴重な機会と考えております。
一方、一部のお客様の要求や言動の中には、従業員の人格を否定する暴言、脅迫、暴力など、従業員の尊厳を傷
つけるものもございます。こうした社会通念に照らして著しく不当である行為は、従業員の就業環境を悪化させる
だけでなく、安全・安心なサービスの提供にも悪影響を及ぼしかねない重大な問題であります。
従業員の安全な就業環境を確保することで、従業員が安心して業務に取り組むことが可能となり、ひいては、お
客様との関係をより良いものとすることにつながると考え、株式会社台湾トーク日本中国語センターにおける「カ
スタマーハラスメントに対する基本方針」を定めました。
2. 当社におけるカスタマーハラスメントの定義
当社では、カスタマーハラスメントを「お客様から従業員に対して行われる著しい迷惑行為であって、従業員の
就業環境を害するもの」と定義します。
具体的には、以下のような行為を指します。あくまで例示であり、これらに限られるものではありません。
• 暴力行為
• 暴言・侮辱・誹謗中傷
• 威嚇・脅迫
• 従業員の人格の否定・差別的な発言
• 土下座の要求
• ⾧時間の拘束
• 社会通念上相当な範囲を超える対応の強要
• 合理性を欠く不当・過剰な要求
• 会社や従業員の信用を棄損させる内容や個人情報等をSNS等へ投稿する行為
• 従業員へのセクシャルハラスメント、SOGI※ハラスメント、その他ハラスメント、つきまとい行為など
※「SOGI」(ソジ)は、性的指向(sexual orientation)と性自認(gender identity)の頭文字をとった略称
3.カスタマーハラスメントへの対応(社内)
• カスタマーハラスメントを受けた場合、従業員のケアを最優先します。
• 従業員に対して、カスタマーハラスメントに関する知識・対処方法の研修を行います。
• カスタマーハラスメントに関する相談窓口の設置や警察との連携など体制を整備します。
4.カスタマーハラスメントへの対応(社外)
• 問題解決に当たっては、合理的かつ理性的な話し合いを行いますが、当社でカスタマーハラスメントに該当
すると判断した場合、対応を打ち切り、以降のサービスの提供をお断りする場合があります。
• さらに、悪質と判断した場合、警察や外部の専門家(弁護士等)と連携の上、毅然と対応します。
カスタマーハラスメント対策マニュアル
台湾トーク日本中国語センターでは、講師・職員が安心して働き、受講生が安心して学べる教育環境を守るため、「カスタマーハラスメント対策マニュアル」を策定しました。本マニュアルでは、カスタマーハラスメントの定義や基本方針、判断基準、具体的な対応フロー、相談体制、再発防止策などを整理し、組織として統一的に対応するための考え方を示しています。社会通念を超える不当な言動には毅然と対応しつつ、正当なご意見には誠実に向き合うことを基本姿勢としています。詳細な内容や具体的な対応方法については、以下のPDFをご確認ください。
安心して学び、安心して働ける環境づくりについて
台湾トーク日本中国語センターでは、受講生の皆さまにより安心して学んでいただける環境、また講師・職員が落ち着いて授業に取り組める環境を守るため、カスタマーハラスメントの未然防止に向けた取り組みを進めています。
その一環として、以下の機器を導入しました。
① HiDock H1E:オンラインレッスン時のやり取りを正確に振り返るため、必要に応じて録音を行います。
② Miカメラ 2K(製品モデル:MJSXJ03HL):本社事業所(新宿・高田馬場)の教室において、授業内容の記録を目的として設置しています。
これらは、トラブルの防止や事実確認、サービス品質の向上を目的としたものであり、受講生の皆さまの学習を妨げたり、プライバシーを不当に侵害したりするものではありません。取得したデータは、適切に管理し、目的以外で利用することはありません。
当校は今後も、相互の信頼と尊重を大切にしながら、安心して学び、安心して働ける教育環境づくりに取り組んでまいります。ご理解とご協力をお願いいたします。