距離も文化も日本に近く、生活に必要なものは一通り揃っている台湾ですが、日本から持っていったほうが便利なものもあります。

この記事では台湾留学に持っていくと便利な物、不要な物、持ち込めない物を紹介します。
ぜひこの記事を持ち物リストとして使ってみてください。

台湾留学に必須の持ち物

パスポート
ビザ・入学証明書
クレジット(デビット)カード
現金
スマートフォン
海外旅行保険
航空券
パソコン
備考
これを忘れると日本から出国できません。有効期限にも注意です。滞在予定数以上の残存有効期間が必要です。
ビザは入国時に、入学証明書は各種手続きで必要になります。必ずコピーも持っていきましょう。
VISAやMasterCard以外に、台湾ではJCBカードも利用できます。
店舗だけでなくオンライン決済や、海外キャッシングを利用すれば、台湾現地のATMで台湾ドルの現金を引き出すこともできます。クレジットカードは念のため2種類持っておくと安心です。
キャッシュカードがあれば、現地ATMの良いレートで現金を下ろすことが出来るので多くは必要ありません。
1万円程度用意して台湾に着いたら空港で両替をしましょう。
SIMロックを解除したスマートフォンを用意しましょう。SIMは空港または台湾の携帯ショップで契約可能です。
ワーキングホリデーや、1年以上の留学の場合は海外旅行保険がおすすめです。
観光ビザの場合は不要です。
プリントする必要はありませんが、念のため予約番号が確認できるメールをすぐに出せるようにスマホに残しておきましょう。
大学ではパソコンやタブレットは支給されないので用意しておきましょう。授業ではプレゼンなどパソコンを利用する機会が多くあります。

台湾留学にあると便利な持ち物リスト

折り畳み傘
ウインドブレーカー
常備薬
ビーチサンダル
iPad、Kindle、本など
日焼け止めなど
下着(特に女性)
運転免許証
備考
台湾北部は特に雨が多く、一年の半分以上が雨が降ります。夏は晴れ日でも夕方にかけてスコールがあるので、折り畳み傘は留学初日から活躍する可能性があります。
UVカット機能があるものであれば日傘としても利用できるのでおすすめです。
気温の高い台湾ですが、一年中冷房が付いているため室内では寒いと感じることも。薄手の上着を持っておくと便利です。
持病を持っていない方も、EVEやロキソニンなどの頭痛薬を常備しておくと安心です。
鎮痛剤は台湾でも購入できますが、日本製は割高で、台湾製のものは苦味があったり、錠剤が大きいなど慣れない人も多いです。
寮生活やルームシェアの場合は、水回りの利用にビーチサンダルがあると安心です。
土間のある家庭も多いので外靴以外のサンダルが一つあると室内でも使えて便利です。
台湾には日本語書籍を取り扱う書店や図書館もありますが、都心の一部に限られています。
読書が好きな方は、最新の本を好きな時に読めるよう専用のタブレットを持っておくと便利です。
台湾のドラッグストアで売られている日焼け止めは日本製のものが多く割高なことが多いです。
日傘をさしている人は少なく、ほとんどの人が雨傘を日傘代わりに使っています。
台湾にもユニクロやGUのほか、ピーチジョンやエメフィールなど日本の下着ブランドが進出していますが、価格は差は1.5〜3倍程あります。
頻繁に買い変えるものではないので、持っていくのがおすすめです。
日本の免許証があれば、交流協会(大使館の役割を持つ)で翻訳書を発行し台湾で車の運転をすることが可能です。台湾では車のシェアリングサービスも盛んなので車を保持してなくても簡単に車の運転ができます。
※台湾の交通マナーは問題視されているので注意が必要です

台湾留学に不要な物

虫よけスプレー
スーツなどの正装
マルチプラグ
変圧器
必要以上の衣類
シャンプー・リンス等の衛生用品
備考
台湾で手に入ります。
着る機会はありません。台湾はとてもカジュアルな文化のため、入学式・卒業式・結婚式などでも着ません。
台湾は日本と同じコンセントの形なので、持ってくる必要はありません。
日本と台湾では電圧が違います。しかし、最近の電化製品は、変圧器が内蔵されているため必要ありません。
ドライヤー・コテを利用する場合、「〜100-240V 1.4A 50/60Hz」と表示されていないと台湾で使うと故障の原因となります。
ユニクロやGU、無印のほか、多くの日本アパレルブランドが台湾進出しています。
台湾にも、現地の気候に適した素敵なアパレルブランドがあるので、必要以上に衣服を持っていく必要はありません。
台湾のドラッグストアやスーパーで手に入ります。重くてかさばる衛生用品や消耗品は、現地調達しましょう。

台湾に持ち込めない物

日本から台湾への肉製品や果物・野菜・卵・卵製品等の持込みは法律で厳しく制限されています。
台湾の法令に基づき、違反者には多額の罰金や入境拒否等の処罰を科される場合があります。台湾に渡航される際にはご注意ください。

カップラーメンのかやくも対象になります。レトルト・缶詰は問題ありません。
動植物検疫の観点から台湾への持込みが制限されている動植物産品の一覧は台湾農業部のサイト[1]から確認できます。日本から台湾、台湾から日本への持ち込みの詳細を日本語で確認したい場合は日本台湾交流協会のサイト[2]を確認しましょう。

まとめ

台湾は他の海外に比べて日本製品が手に入りやすい環境です。また欧米留学と違ってアジア人に合った商品やサイズのものが売っているので現地で調達できるものも多いです。

人によって必要な品物や優先順位は変わってくると思いますが、参考にしていただければ幸いです。

脚注