「台湾華語」を独学で勉強しようと思ってもどのように勉強したら良いのか分からない人も多いと思います。なぜなら、中国語(北京語)に比べると、参考にできるテキストやスクールも少ないからです。
台湾華語と北京語には大きな違いはありませんが、イギリス英語とアメリカ英語のように発音や一部の単語の使い方が異なります。
台湾華語を独学で勉強するなら、サイトやアプリを使って勉強するのがおすすめです。
この記事では、台湾華語の勉強におすすめのサイトをご紹介します。
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台湾華語の勉強方法
初心者が語学を勉強する際には、以下の順番で学習を始めることが多いです。
・読み方を覚える
・単語を覚える
・文法を学ぶ
・リーディングを鍛える
・リスニングを鍛える
・スピーキング(ライティング)を鍛える
まずは文字の読み方を覚えます。
次に単語と文法を知り、文章が読めるようになり、自分の伝えたいことが表現できるようになります。
これと並行して、リスニング力を鍛え、耳で覚えた言葉を発音し、文字と照らし合わせていきます。
なるべく早く、総合的に台湾華語を学ぶならオンラインスクールの受講がおすすめです。
台湾華語の読み方が勉強できるサイト
基本音節表
このサイトはピンイン(拼音)で台湾華語の読み方を勉強できます[1]。
ピンインとは、ローマ字表記の発音記号のことです。
外国人が台湾華語(中国語)を学ぶ際はピンインを学ぶことがほとんどです。
このサイトでは漢字にピンイン表記が書かれているだけでなく、カタカナでピンインの読み方が表記されています。
また、ピンインの隣に注音(ボポモフォ)での表記もあるため、も書かれているため、ピンインと注音両方の読み方が勉強できます。
このサイトは注音(ボポモフォ)の勉強ができるサイトです[2]。
注音は台湾のみで使われている発音記号です。
学びたい注音をクリックするとその発音を聞くことができます。
注音(ボポモフォ)は台湾で使われる発音記号ですが、前述の通り外国人は台湾でもピンインで台湾華語(中国語)を学ぶため、台湾の語学学校でも学べる機会は限られています。
注音(ボポモフォ)を学びたい人は、サイトやアプリを使って学習してみましょう。
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台湾華語の単語が勉強できるサイト
次に、台湾華語の単語の勉強におすすめのサイトをご紹介します。
こちらは台湾華語(中国語)の単語が学べるサイトです[3]。
基礎単語が2000語収録されています。1つの単語につき2つ例文が載っており、日本語訳もついています。また、音声もついているため、目と耳で学ぶことができます。
台湾華語の辞書サイト
こちらは台湾華語の単語や四字熟語が勉強出来る辞書サイトです[4]。
部首、注音、ピンイン索引を使って調べることができます。単語の意味だけではなく、関連する単語やその漢字が使われている四字熟語も同時に学ぶことができるため、紙の辞書のような使い方ができます。このサイトは台湾政府の教育部が作成したもので、台湾現地の学校教育の場でも使用されています。
台湾華語の文法が勉強できるサイト
次に、台湾華語の単語の文法の学習におすすめのサイトをご紹介します。
こちらのサイトでは、5つのゲームを通じて台湾華語の単語や文法を学ぶことができます[5]。
「學華語向前走 Let’s Learn Chinese」という教科書に基づいて問題が出題されているため、文法を教科書、テキストで勉強するのが苦手という方にもおすすめです。
台湾華語のリーディングを鍛えるサイト
次に、台湾華語のリーディング(読解)におすすめのサイトをご紹介します。
こちらは台湾の小学生が実際に国語(中国語)の勉強をする際に使用しているサイトです[6]。児童向けの絵本を読むことができたり、絵本の音読が聞ける「聽書」や、童謡を聴くことができる「聽唱兒歌」という項目があります。
台湾華語中級者以上向けになりますが、実際に現地で話されている言葉を聞くことができるためリスニング力の向上につながります。
博客来は台湾最大のオンライン書店です[7]。
中国語で書かれた本を読むのは難しい、という方はお気に入りの漫画を中国語で読んでみるのもおすすめです。
台湾では日本の漫画やアニメが大人気です。
そのため日本で愛されている漫画の多くが台湾華語に翻訳されて発売されています。これらは全て台湾華語が母語の方向けにつくられており、ネイティブの表現を学ぶことができます。日本語の原作と照らし合わせての勉強もおすすめです。
台湾華語のリスニング力を鍛えるサイト
台湾華語のスピーキングを鍛えるサイト
台湾華語のスピーキングを鍛えるなら、英語の勉強方法でよく知られている「シャドーイング」がおすすめです。
シャドーイングとは、聞いた音声のすぐ後を追って復唱する勉強方法です。
流れている音声を追いかけるように発音することで、(聞く)と(話す)を同時にできるため、実験的な会話に近く、効率よく勉強ができるトレーニング方法です。
シャドーイングの練習には、「東京外国語大学」が無料公開している「中国語会話モジュール[11]」が便利です。
北京語だけではなく、台湾華語も網羅されています。
まとめ|自分に合った学習スタイルで、台湾華語を楽しく続けよう
今回は、台湾華語の学習に役立つサイトを目的別にご紹介しました。発音や単語、文法、リスニング、スピーキングなど、すべてのスキルをバランスよく学べる環境が、今ではオンラインで手軽に手に入ります。
独学でもしっかり学べるツールが揃っている一方で、「どこから始めればいいかわからない」「発音や会話が不安」といった悩みも多く聞かれます。そんな時は、プロの講師によるオンラインレッスンを取り入れるのもひとつの方法です。
台湾TALKでは、初心者の方にも安心して学んでいただける1対1の台湾華語レッスンを提供しています。
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